GA取付け簡単なアルミガラリ
一定の厚みの壁に挟み込んで固定する、開口回りに下地不要で取付けが簡単なアルミガラリです。30mm〜36mmと、40mm〜44mmまでの壁厚、ドア厚に対応します。ガラリの羽根は固定式で山型と片流れの2種類を用意、さらに形状やピッチを変えて開口率の異なる計5種類をラインアップしています。山型ガラリの開口率は30%と52%の2種類、片流れガラリは開口率50%の他52%と、さらに開口率の高い60%の3種類を用意しています。
- 枠の両側はテーパーまたはフラット形状でHACCPに対応
- 窓枠同士を引っ張り込むようにして固定するので、開口周りに下地は不要
- 羽根の形状や開口率によって5種類を用意
- 一部オプションでフィルターやステンレス防虫網も装着可能
- すべて1mm単位のオーダーメイド
※ 対応パネル厚以外のパネルに取り付けるものや、暗室用、スライドレジスターなども取り扱っております。
また、開口率30%・50%以外のものもご相談下さい。
GA30・32・34・36(山型-Y30/片流れ-N50)

GA40・42・44(山型-Y30/片流れ-N50)

GA40・42・44(山型-Y52/片流れ-N52/片流れ-N60)

山型

片流れ

製作範囲
型式 | GA30・32・34・36・40・42・44 | |
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有効寸法 |
W寸法 118 ※1 〜2000 ※2※3 H寸法 118 ※1 〜2000 |
|
備考 | 有効面積で2uまでです。 |
※ 単位=mm
※1 枠外寸法で350mm未満の場合、トメの精度が落ちることがあります。
※2 羽根形状 山型はW1500mm以上、片流れはW1000mm以上で中央に縦桟が入ります。
※3 オプションの防虫網取付け時は短手方向が有効寸法で1000mm以下までとなります。それ以上のサイズが必要な場合はお問合せ下さい。
仕様
型式 | GA30・32・34・36 | GA40・42・44 | |||||
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Y30 (山型) |
N50 (片流れ) |
Y30 (山型) |
Y52 (山型) |
N50 (片流れ) |
N52 (片流れ) |
N60 (片流れ) |
|
羽根の形状 | 山型 | 片流れ | 山型 | 片流れ | |||
計算上の開口率※1 | 30% | 50% | 30% | 52% | 50% | 52% | 60% |
流量係数α | 0.084 | 0.23 | 0.084 | 0.16 | 0.23 | 0.34 | 0.38 |
圧力損失係数ζ | 141.4 | 19 | 141.4 | 39.2 | 19 | 8.41 | 6.95 |
枠の形状 | 両側テーパー | 両側テーパー | 両側フラット | 両側テーパー | 両側フラット | ||
対応厚み | 30mm〜36mm | 40mm〜44mm | |||||
枠・羽根の材質 | アルミ形材(アルマイトシルバー・クリアー仕上げ) | ||||||
パネルへの固定方法 | 副体をネジ固定(下地不要) |
※1 計算方法は下記「ガラリ開口率の計算方法」を参照ください。
●「流量係数α」、「圧力損失係数ζ」について
これらの数値は、公的試験機関にてJSTML6201「換気ガラリの通気性能試験方法」に基づいて試験した結果、得られた数値です。
(試験体の有効寸法 368W×347H)
流量係数α・・・空気の流れやすさを表します(最大1最少0)。開口のみの状態でも、開口周囲の抵抗により、数値は1ではなく0.6程度と言われています。
ガラリの有効面積(当社ガラリの有効W寸法×有効H寸法)にかける事で、有効開口面積となります。
流量係数は試験サンプルの有効開口面積を測定結果から求めて、有効面積で割った値として算出されます。
圧力損失係数ζ・・・通気抵抗の大きさを表します。
圧力損失係数に空気の密度/2×空気の速度の2乗をかけると圧力損失の値となります。
型式の見方
(例)
GA
型式
40
壁厚
-
N
羽根
52
開口率
羽根の形状
山型

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片流れ

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開口率の計算
開口率=空気通路最少間隔(A)/羽根のピッチ(B)
ガラリ(GA30・32・34・36)Y30型(山型)・N50型(片流れ)、
ガラリ(GA40・42・44)Y30型(山型)・Y52型(山型)・N50型(片流れ)・N52型(片流れ)・N60型(片流れ)の
開口率計算は以下の通りです。
