不燃芯材を一部変更します
ドア両側の温度差が小さいクリーンルーム等で不燃対応を必要とする場合に使用
しているハニカム材は、従来、水酸化アルミ紙ハニカムで対応しておりましたが、
2009年7月7日受注分より、より剛性のあるセラミックハニカムに変更致しま
す。該当する商品はDR40、TH40、THF40、SR40、WSR40、
DSS40各シリーズです。
【不燃について】
建築基準法における内装制限の規定は、一定の床面積を超えるクリーン
ルーム等において、壁と天井の内装材料に「難燃材」の使用を要求してい
ます。この場合、難燃材よりも更に不燃性に優れた「準不燃材」、更に不
燃性の優れた「不燃材」を内装材料に使用することも構いません。内装制
限が適用される場合でも、開口部のドアパネルについては、天井面から50
cm以下に位置するドアパネルには内装制限が及ぶことはありませんし、そ
もそも法規上に不燃ドアというものは存在しません。ただし、建築基準法
が要求していなくとも、この部分にも難燃以上のドアパネルを使用するこ
とは決して悪いことではありません。
従来、お客様の要求の下、当社は不燃の個別認定付きの芯材を用いてド
アパネルを生産し、不燃対応として参りました。今回のセラミックハニカ
ムの場合は、ハニカムメーカーがセラミックハニカムの両面にカラー鋼板
を貼った40mmパネルで不燃の個別認定を取得しています。当社の不燃対応
という意味は、飽くまでも不燃の個別認定を取得したハニカムメーカーの
材料を用いてドアパネルを生産するという意味であります。