SAR40軽い動きでも気密性能A-4等級をクリアしたエアタイトドア
気密スライドドアSAR40は、高い気密性能(エアタイト)を持ちながら、気密スライドドアに必要な落とし込みや押し込みの動作を最小限に抑え、比較的軽い力で開閉できるのが特長です。
また、人や台車が通過する際に障害物となる下枠がない3方枠の構造で、JISの気密性能の最高等級であるA-4等級をクリア※1した引き戸です。
断熱パネルシステムへの取付けには、従来のスライドドアシリーズ同様、特別な下地を入れることなく開口枠やレールを取り付けることが可能※2です。
軽量間仕切り(LGS)には専用のアルミ曲げ枠を用意しています※3。開閉機構は手動・自閉・自動の3種類をラインナップ。レールカバーはオプションでサニタリーカバー(傾斜カバー)にすることもできます。
- ハンガー式で床に障害物が出ない3方枠構造
- 3方枠の構造で気密性能A-4等級をクリアしたエアタイトドア※1
- 床面の不陸がある場合には、床斫り工事不要のステンレス沓摺りをオプションで用意
- ドア自体が軽量であることに加え、落とし込みや引き込みを最小限に抑えたため、軽い開閉を実現※4
- 開口回りのベロゴムはアジャスト機能付きで、パッキンとドアとの当り具合を調整可能
- 開口枠やレールの取付けには、パネルへの下地埋め込みが不要
- 美和ロックの錠前システムが組み込み可能
- クリーンルーム用ドアメーカーが製作する高い寸法精度で、すべて1mm単位のオーダーメイド
※1 床面に不陸や勾配のないことが前提となります。不陸や勾配がある場合は、気密性能は保証できません。
※2 ドアやレールのサイズによっては下地が必要な場合もあります。
※3 65mmスタッド用と100mmスタット用があります。お見積依頼時またはご注文時には、スタッドのサイズとボードの厚み、枚数をお知らせください。また、開口枠とレールを取付ける箇所には下地材が必要となります。
※4 感じ方には個人差があります。また同じサイズの一般的なスライドドア(引き戸)と較べると重くなります。
両引き召し合わせ部
開口枠詳細
エアタイトドア・セミエアタイトドア
「エアタイトドア」「セミエアタイトドア」とは、JIS規格などで明確には規定されていないので、「エアタイトドアとはこうである」ということは一概には言えませんが、ある一定の気密性能を持ったドアをこのように呼ぶようです。 一般的にはJIS A4702、A4706に定められた気密性能のうち、A-4等級線をクリアする性能を持ったドアを「エアタイトドア」、同様にA-3等級線をクリアする性能を持ったドアを「セミエアタイトドア」とすることが多いようです。
その他の気密ドアについては< 雑記帳 > ドアの気密性能についてをご覧ください。