開きドアの外枠形状、壁との取り合いについて
サンワイズでは、形状や材質の異なる開きドア・着脱式マシンハッチの外枠を用意しており、設置する壁の厚みや種類、また使用する環境に応じてお選びいただけます。
ここでは外枠を材質別に分類し、それぞれ壁との取り合いの一例をご紹介します。
ここに挙げた壁との取り合いはあくまで参考例です。この他の取付け方法や実際の作図については、お気軽にお問い合わせください。
アルミ外枠
A40アルミ押出形材
見付け寸法が40mm、見込み寸法が66mmのアルミ押出形材製の外枠です。主にアルミパーティションや断熱パネルに、見込み方向からネジ固定で簡単に取付けられる構造になっています。オプションで断熱パネル下地用のアルミキャップチャンネル(厚み40mm用・42mm用・44mm用・50mm用)も用意しています。
基本的にはネジ固定用の皿穴をあけて出荷します。
A30アルミ押出形材
見付け寸法が30mm、見込み寸法が55mmのアルミ押出形材製の外枠です。アルミパーティションや断熱パネルなどの間仕切り壁に取付け易い構造なのはもちろんのこと、小さい見込み寸法を活かして既設の鋼製ドア枠や木枠などへ取付けてドアのリニューアルや、通気性の高いガラリドア(よろい戸)への変更など、ドアの改修工事にも利用できます。基本的にはネジ固定用の皿穴をあけて出荷します。
A34アルミ押出形材
見付け寸法が40mm、見込み寸法が55mmのアルミ押出形材製の外枠です。電気錠付アルミ狭框ドア用の外枠ですので、既設の鋼製ドア枠にそのままネジ固定してもそれほど違和感がなく、電気錠付のドアを設置することが可能になります。基本的にはネジ固定用の皿穴をあけて出荷します。
※ あくまで主観ですので、現場監督やユーザー様との打ち合わせが必要です。
AZ40アルミ押出形材
見付け寸法は40mmで、見込み寸法が110mm〜220mmまで10mm単位で指定できるアルミ押出形材製外枠です。壁への取付けはアンカーによる溶接固定の他、ネジでの固定もできる仕様になっています。見込み側からネジ固定する場合は、ネジ固定用の皿穴をあけて出荷します。
樹脂外枠
鋼製外枠
STA・STB・STC / SUA・SUB・SUCスチール・ステンレス折り曲げ
1.6mm溶融亜鉛メッキ鋼板(ST)または1.5mmステンレス鋼板(SU)の折り曲げ材を使った外枠です。3種類の標準的な形状(A・B・C)を用意していますが、壁の種類や厚み、設置場所等に応じて見込み寸法や形状・気密パッキンの有無を指定していただくこともできます。3種類の標準的な形状(A・B・C)についてはこちら。
また、スチール製の外枠には錆止め(プライマー)塗装の他、工場内焼付塗装ブースにて溶剤(色指定可能)、粉体(当社指定色)の各焼付塗装も可能です。